G4のjazzblog

ジャズに人生の半分を捧げた、ノーフレンドオッさん

気楽なアガルタ(パンゲア)

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Amazonマイルス・デイビスの「アガルタ」「パンゲア」は長い。

 

マイルス芸術の頂点、もしくは最高峰。その言葉に間違いはないけど長くて聴き続けられない。ダレるのだ。

 

だって演奏時間見て下さいよ。一曲40分〜60分って。現代社会に生きる我々にはしんどすぎる。

 

最近の若者は音楽の前奏が長いと聴かないらしい。この事について米国オハイオ州立大学の院生の研究結果が面白い。

 

ビルボードトップ10の曲の前奏時間が1980年代は平均20秒あったのに対し、2000年代は5秒しかないんだと。

 

確かに昔よく聴いたB'zやGlayに比べ、米津玄師やado、優里といった最近のアーティストのイントロはないに等しい。

 

話が逸れたので戻そう。最初に話したアガルタやパンゲアの代わりに僕は菊池雅章の「Susto」を好んで聴いている。

 

4曲で約50分。長いのでも一曲15分いかない程度。まあこれでも長いかも(笑)

 

ただし「Susto」には良い意味での「軽さ」がある。80年代のクールさが心地いい。

 

実際はフュージョンっぽくてちょっと違うかもしれないけど、ファミコンのサスペンスや推理BGMみたいなノリが40代の世代ど真ん中の僕にはしっくりくる。

 

これならYouTubeでよく見る作業用BGMみたいに聴き流せるんじゃないか?若者も毛嫌いしないで聴いてほしい。もちろんパンゲア・アガルタに挑むのは大歓迎だ。